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鏡に写る我が醜貌 ver.0.11

深海の底では骸骨が嘲笑って、天上の月では兎が餅をついていた――――by蜻蛉
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11.27.00:34

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04.06.00:00

とある飛行士への追憶レビュー

王道だからこその重みがある。

今回はレビューです。蜻蛉です。

犬村小六「とある飛行士への追憶」読了いたしました。

下手な鉄砲は数打てば当たりますが、下手な王道は数打っても当たりません。それが、「王道」そして「シンプルイズザベスト」という鬼門の世界でもあるわけです。

しかし、レビュー下手な私がどう表現しても伝わらないでしょうが、まあそこは抑えて。
なろうの小説評価っぽくいかせてもらおうかと。


王道作品に評価を残すとき、何が一番大切なのか。それは王道を守りきったことではなく、「その王道が如何なるものだったのか」という点。

今作において、「身分の差、叶わぬ恋」という圧倒的に見かける展開の中、これだけの名作を生み出せたこと。
どこが良かったかなどと問うのもおこがましい。全部良かったです。

簡単にこの作品の見所でも紹介しておきましょう。


1、「圧倒的な描写力と、手に汗握る空中戦」

まず俺がこの作品で第一に評価したいのがここ。

生半可なライターではない。
胸の奥にグッとくるような文章を書き、その戦闘描写の中に引き込ませる魅力を出す。これがいかに難しいことか。
タイトルに「飛行士」とあるように、この作品の6割以上は飛行船での話になります。そして、追っ手から姫を無事に逃がし続け、王国に届けるのが主人公の役割。

その描写が凄い。凄すぎる。

元々飛行士としての知識が豊富な方なのでしょうが、一つ一つの動作が直に伝わってくるような表現力には脱帽せざるを得ない。あれだけ地の文章の構成力に長けたライトノベルライターも珍しいんじゃないかと思える。
たった一つのシーンだけなのに、言えば「熱血アニメ」に近いドキドキ感を与えてくれる。

それは恐らくこの「姫を届けなければ成らない」という「使命感」。そして、その裏で主人公の想いである「恋愛」という要素が激しい。
決して諦めない不屈の精神に、それを支える姫の声。熱い、熱すぎるぜ親方・・・。



2「切ない恋愛物というのは、こういう形が最も美しいのではないか」

第二に評価したい、いや俺が感想として残せるのが、とにかく「切なかった」。特に作中でヒロインに感情移入が出来てしまうと特に辛い。
ネタバレを抑えるために出来るだけオブラートに包むが、読み終わった感想として、なんだか凄い空っぽに成ってしまった気分に陥る。

これで終わったのか・・・そう思うととてつもなく勿体無いような気がしてならないのだ。

これが良い形なのか悪い形なのかは分からないが、美しいと思う。

たった五日間の邂逅の中で芽生えた感情が、これほどまでに美しく、重い。300ページ強の中に練りこまれた様々な感情が読者を引き込み、こういったせつなさを出すのだろう。


これは私の個人的な見解だが、恐らくこの作品が最も恋愛としての切なさを残せたのはエピローグの所業に違いない。
バッドエンドとはまた違うのだが、題名の意味が良く分かる。

「とある飛行士への追憶」なのだ。

その後ヒロインや主人公がどのような道を辿ったのか・・・そう考えることで、この作品は初めて「最高だった」と評価できると俺は思う。

たった五日間、たったそれだけの間だけだからこそ描かれた物語だったのかもしれない。



・総括

この本を読むに置いての鬼門は、残念なのか残念でないのか判断に悩むのだが、些か一巻完結型のために「世界設定の説明」が序盤に多かったりする。
その量、比喩すれば「灼眼のシャナ」の一巻に酷似するほどの多さ。

別段理解していなくとも読めるのだから、2割くらい省いても良かったのではないだろうかと俺は思っているのだが・・・。

それにしたって、描写によって全て読み込ませるほどの実力があるから恐い。
文章力の高さはここまで何もかもを擁護してしまうのかと本当に参考になる。

展開力においては、「神認定」には及ばないのだが、王道としての面白さは相当のもの。
どちらかといえば俺は恋愛展開、つまりこの作品は「離陸」と「空中戦」の繰り返しなのだが、いわゆる「離陸場面」よりも「空中場面」を全力で勧めたい。

言えば、王道が云々よりもその「空」での物語こそがこの作品の醍醐味だと。

王族のヒロイン。愚民の主人公。
姫さまとヒーローのような立場。

そういったキャラクター性や恋愛面も含め、すべては「空」にこの作品はある。


熱い、そして切ない。

それを総括した言葉こそが、この作品の代名詞とも言えるだろう、「空」であり、「美しい」という形容が使えるのだ。



レビュー終わり!!以下私情。

らっぷびとの新曲ってか、リミックス曲が出ました。アニソンじゃありません。

でも、でも・・・。

かっけぇえぇぇっぇえ!!

やっべぇよ、やべぇよらっぷびと。

改めて「こいつニコニコでしか活動してないんだ」とか思うと、めっちゃ笑えてきましたwww
完全に才能の無駄遣いwwww誰か拾ってあげてくれよwww

あー、早く「奈落の花」のフルききてー。


アニメ関連。

ドルアーガはあとで見るつもりです。

それよりも気になるのが、「アリソンとリリア」なのですが・・・・。

ごめん、見る気失せたわ(ぁ

作画がひでぇぇぇぇ!!ウィルの声優が似合わねーーー!!!

お、俺には無理だ。

あと今期のエロ担当の二作品も見ましたが、もうなんていうか日本オワタとしか感想が残せないので割愛。

今期きついなぁ。あんまり見れるものが無いかもしれない・・・。


最後にニコニコから。

勿論らっぷびとです。

二曲目かっけぇえぇぇぇ!!カイジ知らんけどかっけぇぇぇぇ!!
そしてトラックRhyme starじゃん!!かっけぇぇぇぇぇ!!


 

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04.05.02:48

執筆開始

の前にプロット練れと。

いやまあ、プロローグはヒロインの存在意義的なものなので、何も変わらないから書きましたが。蜻蛉です。

本格的にファンタジーが動き出した今日です。
4パターンくらいで試行錯誤を繰り返した結果、「ヘタレ」で決定しました。しかも覚醒しないだろう「ヘタレ」です。

「大切なものを守りたい・・・だから、俺だってやってやる!」なんてくせぇキャラ俺が却下しました。
王道は面白いですが、俺の求めるものとは違いますので、あえて異端を貫き通す。それはセルフ時代からのことですがね。


人間というものは「きっかけ」というのが無ければ、今までの自分からは決別出来ないものです。
そして今回の主人公はそのきっかけが「とても深い場所」にある設定に決定。

ヘタレは個人的に嫌いなんですがね。他キャラで苛立ちを埋めましょう・・・。


さてまあ、昨日に引き続き難点が発生。

「戦闘場所」が定まりません(ぇ

なんつーんでしょうかね、「現代」をモチーフにした「ローファンタジー」っぽい「ハイファンタジー」なので、実際の世界を想定した「架空ファンタジー」です。

よって、戦場なんて砂漠とか荒野とか、色々広いところはあるとは思うんですが・・・。

勿論舞台のモチーフは日本でして・・・。

しかも東京都的な都会なので、戦争とか出来るわけねーじゃんと。大事が不可能。
いやまあ、空襲とか海上戦とか色々手はあるんですが、どちらにせよ知識が足りなくなりそうですし。

んな大規模に戦争するわけではないんですが、些か「個人戦」とは絶対的にかけ離れているだろう戦闘構成なので、どうしようか・・・。


あと日常を学園にしようか軍事施設にするかも悩みますなぁー。日常系か戦争系かがここできっぱり分かれてくるんでしょうが、個人的に今回は堅苦しい話は書きたくないんですよねー。
なんつーか、「巻き込まれた」タイプって楽ジャン?(ぁ

戦争物は「当事者」になったら「戦記」。「傍観者」だったら「ファンタジー」として成立するんじゃないかと思っている最中、やはり軍事施設はきついか・・・。大体軍事施設ってどんなだし。


ていうか、文章力が「ラノベ」よりでないことに気付き始めた俺である。ガチ文章過ぎてライトじゃないwwwwwwwwwどうしようwwwwwwwwwww

やはり誇大表現文章を引き出しから引っ張り出してくるしかないですな・・・。あれ利用すれば多少それっぽくなりますし。

どうなんですかね。まずいんですかね。大丈夫なんですかね・・・。

↓プロローグの一部。長いです。飛ばしても結構。飛ばせませんが(ぁ

よって先にコメレス。


>爺さん

Fは我慢してもやる価値はありますよ。改造を間違えると積みゲーになる難易度ですからww
a?んなぬるゲーと比べてはいけないww

機械獣のAIロボが余裕こいて「νガンダム(アムロ)」にクリティカル出してきますからね。なんてこったいなんてレベルじゃないww
カミーユが途中退場できるし、スーパー系は必中なしではただのゴミに。

カミーユといえば、第四次スパロボでのVSシャア戦では、精神コマンド乱用しすぎて、最終的にZガンダムのロングビームサーベルのみで戦ったのは良い思い出。


>光太郎さま

お互い頑張りましょうww

今回のファンタジーはまあ見ての通り、構成だけはしっかりする予定です。果たして完成したとき、どのようなものになっているかはまったくの不明ですが。

一応四苦八苦試行錯誤しながらやりたいかと。


以下、プロローグの一部。

なんというか、こんなんでいいんだろうか・・・。ファンタジー離れし過ぎて感覚掴めねぇ。


その少女を青年はとても美しいと思った。
 歴戦の証。顔面から滴り落ちる鮮血。
 女性の証。時折、傷ついた甲冑の奥から見せる白い肌。
 戦士の証。そのか細い身体と不釣合いなのに、どこか一体感を感じさせる剣。
 彼女の証。それは、後ろで震える青年の前に立っていること。
 幾千の証を身に刻みつけた彼女は、その数の分だけ美しかった。
 肩で大きく上下させて剣を地に突き立てる。痛みなどとうに忘れているのだろう。その表情からは笑みすらも垣間見れる。そうして青年を守っていることが、彼女を奮い立たせる動機となる。
 右手は動いた。左手は動かなかった。けれども彼女は左利きなのにも関らず右手で剣を手に取り、大きく鼓舞するようにそれを振り回した。

「うおおおおお!!」

 劈くような咆哮が辺りに響き渡る。
 彼女の前には数百の軍隊。陣形を取り、最新鋭の銃器という得物で少女に狙いをつける。軍隊を率いている金色の鎧を纏った男が彼女の命を奪う指令を今にも出そうとしていた。
 ――止めてくれ。
 青年の言葉は喉奥でつっかえる。なんと情けない。自分の握りこぶしで自分自身を殴ってやりたいほどにもどかしい。しかし、それでも青年は恐怖の感情に支配され動くことはおろか、声を出すことすら出来なかったのだ。
 少女はそんな青年を一瞥した。彼女は青年を責めもせず、叱りもしない。彼がそういう人物だと知って、あえて笑いかけたのだ。

「大丈夫だよ。私が、守ってあげるから」

 青年は決して天使の笑みなどとは思わなかった。天使がこんな自分ごときのために傷ついて良いわけがない。今にも千切れて落ちそうな羽を、自分を守るために広げて良いわけがない。
 それは悪魔だ。自分の情けなさを痛烈に思い知らせるための罠なのだ。そう考えることでしか、青年の気持ちは済まなかった。
 震える手先を少女のほうに伸ばした。空気抵抗も何も無いのに、その距離は全く縮まらない。
 青年は掴みたかったのだ。その血に汚れた手を掴んで、引き寄せて、少女の代わりに命を賭してやりたかった。
 しかし青年には力が無い。彼女の持つ重たい刃を持てるだけの力が無い。青年の持てるものは所詮、ないがしろに落ちている小枝くらいで、そんなものでは人を守ることなど出来るわけが無く、後ろから雀の涙にもならない応援をするようなもの。
 届けと願った。肩が千切れるほどにその腕を伸ばした。木の棒でも良いから、俺にも戦わせてくれと頼んだ。

「射撃、用意!」

 青年の願いは呆気なく敵軍の声にかきけされた。
 少女が前を見据える。
 伸ばした手はまだ届かない。
 そしてようやく届いたかと思った頃、少女は戦場へと跳んだ。

「――っ、止めてっ、止めてくれーー!!」

 叫んだ声は空へ消え、伸ばした手は宙をさまよう。
 結果、残ったのは少女の傷ついた身体だけだった。


以上、忘れものはなしっ!!

04.03.00:20

ふぁああああ!!

ファンタジーは鬼門。

新作のプロット全力でねってますが、却下と採用の繰り返しでイタチゴッコ。蜻蛉です。

セルフディストラクションのほうは、「もうセルフなんだから仕方ねぇよ。だってセルフだもん。これ以外セルフってなくね?」みたいな感じに、評価を頂いております。

なんというか、友人の「ごり」さんとともに任命した「蜻蛉ワールド」が良く出ているそうで。嬉しいですね。相変わらず作品評価は高得点取れそうに無いんですが。だってセルフだし。

という言い訳逃げ道が出来てしまう作品だったので、新作は超鬼門の「ファンタジー」で勝負しています最中、光太郎さまの作品評価や多作者の作品を読んでいるうちに「おいおい、大丈夫なんだろうか」と作る前から挫折しそうな俺です。

大体他人にあんだけ酷評してんだから、酷評した部分は出来るんだろうなお前?と問われると「へへっ、勿論出来ないさっ!!」と言い張れるような実力(ry

まあ、EYE’sの黒歴史から比べれば大分成長したとは思うので、その成果が出る部分でもありますが。
つかアイズ消そうかなあれ。なんか見られるとすげぇ恥ずかしいんだけど。若気の至りみたいで。どうなのよそこらへん。


とりあえず現在悩んでいることは一つ。

主人公は戦闘型が非戦闘型か(軍人系か平民系か)

いやどちらで初めても対して内容は変わらないと思うんだが、始まり方とヒロインの立ち位置が色々変わるので、試行錯誤で練ってます。
個人としては戦わせたくないんだけどさー、戦わない主人公ってどう操れば良いのやら。主人公としての立ち位置を失いそうで恐い。

と考えると、「灼眼のシャナ」のユウジみたいな立ち位置が最も安定するのかなーとか考えてる。
結構考えれば構想している展開は似てないこともないし。ヒロインと主人公が。

でもユウジは結構アクティブタイプだしな。正直やはり悩んでます。

理想としては「ヘタレだけどやる時はやる」みたいな良くある主人公。
すると、非戦闘型が一番理想。戦闘型にするとヘタレが致命的な弱点になりそうだし。

あとこれによってヒロインも色々となぁ。どっちのほうが魅力が高いか現在検討中ですよ。

あとはあれですか、軍人云々の情報をどっかで仕入れないといけない。またウィキペで色々と調査することになりそうだ。面倒くさいなぁ・・・ww


その前に、ゴミ屋敷化してきてる部屋を掃除することに決めた俺である。


プレイ動画進行状況。

F21話。楽なのか楽じゃないのか分からない。

・ZZの子どもたちのNTを着々と育成。しかし、レベル22のZZ軍勢が10のアムロに適わない。
・マジンガーさやかが最高火力。Zガンダムの投入やリ・カズィ。が、それだけ。
・ガンタンクフル改造で使用

21話で、ゲスト戦(※ゲスト→大回復、大EN回復、基本火力でスーパー系一撃。HP6万辺り)なのにも関らず、PTが、強い順から

・マジンガーZ(さやか搭乗)
・Zガンダム(カミーユではない)
・リ・カズィ(アムロではない)
・戦艦アーガマ(メガ粒子?いいえ機関銃です)
・獣戦機隊(ダンクーガに合体しない状態)
・カルバリーテンプル(ビームコート持ち。耐久性だけは最強)
・ガンダムmk2(バーニィ搭乗)
・NT-1アレックス(コウ=ウラキ搭乗←カス)
・ネモ
・ガンタンク
・メタス
・ボスボロット

ちなみに本来いるはずなのにいないのが、

・主人公
・Zガンダム(カミーユ)
・リ・カズィ(アムロ)
・ゲッターロボ
・サイバスター
・マジンガーZ(甲)
・エヴァンゲリオン
・恐らくmk2かメタス搭乗の(ジュドー)

とりあえず主人公はみんなアウトですね。大体序盤は鬼畜難易度のFでも、アムロとカミーユがいれば無双が出来るので。

逆に言えば、二人がいなければ何も(ry