忍者ブログ

鏡に写る我が醜貌 ver.0.11

深海の底では骸骨が嘲笑って、天上の月では兎が餅をついていた――――by蜻蛉
04 2017/05 1 2 3 4 5 67 8 9 10 11 12 1314 15 16 17 18 19 2021 22 23 24 25 26 2728 29 30 31 06

05.24.18:49

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

04.06.00:00

とある飛行士への追憶レビュー

王道だからこその重みがある。

今回はレビューです。蜻蛉です。

犬村小六「とある飛行士への追憶」読了いたしました。

下手な鉄砲は数打てば当たりますが、下手な王道は数打っても当たりません。それが、「王道」そして「シンプルイズザベスト」という鬼門の世界でもあるわけです。

しかし、レビュー下手な私がどう表現しても伝わらないでしょうが、まあそこは抑えて。
なろうの小説評価っぽくいかせてもらおうかと。


王道作品に評価を残すとき、何が一番大切なのか。それは王道を守りきったことではなく、「その王道が如何なるものだったのか」という点。

今作において、「身分の差、叶わぬ恋」という圧倒的に見かける展開の中、これだけの名作を生み出せたこと。
どこが良かったかなどと問うのもおこがましい。全部良かったです。

簡単にこの作品の見所でも紹介しておきましょう。


1、「圧倒的な描写力と、手に汗握る空中戦」

まず俺がこの作品で第一に評価したいのがここ。

生半可なライターではない。
胸の奥にグッとくるような文章を書き、その戦闘描写の中に引き込ませる魅力を出す。これがいかに難しいことか。
タイトルに「飛行士」とあるように、この作品の6割以上は飛行船での話になります。そして、追っ手から姫を無事に逃がし続け、王国に届けるのが主人公の役割。

その描写が凄い。凄すぎる。

元々飛行士としての知識が豊富な方なのでしょうが、一つ一つの動作が直に伝わってくるような表現力には脱帽せざるを得ない。あれだけ地の文章の構成力に長けたライトノベルライターも珍しいんじゃないかと思える。
たった一つのシーンだけなのに、言えば「熱血アニメ」に近いドキドキ感を与えてくれる。

それは恐らくこの「姫を届けなければ成らない」という「使命感」。そして、その裏で主人公の想いである「恋愛」という要素が激しい。
決して諦めない不屈の精神に、それを支える姫の声。熱い、熱すぎるぜ親方・・・。



2「切ない恋愛物というのは、こういう形が最も美しいのではないか」

第二に評価したい、いや俺が感想として残せるのが、とにかく「切なかった」。特に作中でヒロインに感情移入が出来てしまうと特に辛い。
ネタバレを抑えるために出来るだけオブラートに包むが、読み終わった感想として、なんだか凄い空っぽに成ってしまった気分に陥る。

これで終わったのか・・・そう思うととてつもなく勿体無いような気がしてならないのだ。

これが良い形なのか悪い形なのかは分からないが、美しいと思う。

たった五日間の邂逅の中で芽生えた感情が、これほどまでに美しく、重い。300ページ強の中に練りこまれた様々な感情が読者を引き込み、こういったせつなさを出すのだろう。


これは私の個人的な見解だが、恐らくこの作品が最も恋愛としての切なさを残せたのはエピローグの所業に違いない。
バッドエンドとはまた違うのだが、題名の意味が良く分かる。

「とある飛行士への追憶」なのだ。

その後ヒロインや主人公がどのような道を辿ったのか・・・そう考えることで、この作品は初めて「最高だった」と評価できると俺は思う。

たった五日間、たったそれだけの間だけだからこそ描かれた物語だったのかもしれない。



・総括

この本を読むに置いての鬼門は、残念なのか残念でないのか判断に悩むのだが、些か一巻完結型のために「世界設定の説明」が序盤に多かったりする。
その量、比喩すれば「灼眼のシャナ」の一巻に酷似するほどの多さ。

別段理解していなくとも読めるのだから、2割くらい省いても良かったのではないだろうかと俺は思っているのだが・・・。

それにしたって、描写によって全て読み込ませるほどの実力があるから恐い。
文章力の高さはここまで何もかもを擁護してしまうのかと本当に参考になる。

展開力においては、「神認定」には及ばないのだが、王道としての面白さは相当のもの。
どちらかといえば俺は恋愛展開、つまりこの作品は「離陸」と「空中戦」の繰り返しなのだが、いわゆる「離陸場面」よりも「空中場面」を全力で勧めたい。

言えば、王道が云々よりもその「空」での物語こそがこの作品の醍醐味だと。

王族のヒロイン。愚民の主人公。
姫さまとヒーローのような立場。

そういったキャラクター性や恋愛面も含め、すべては「空」にこの作品はある。


熱い、そして切ない。

それを総括した言葉こそが、この作品の代名詞とも言えるだろう、「空」であり、「美しい」という形容が使えるのだ。



レビュー終わり!!以下私情。

らっぷびとの新曲ってか、リミックス曲が出ました。アニソンじゃありません。

でも、でも・・・。

かっけぇえぇぇっぇえ!!

やっべぇよ、やべぇよらっぷびと。

改めて「こいつニコニコでしか活動してないんだ」とか思うと、めっちゃ笑えてきましたwww
完全に才能の無駄遣いwwww誰か拾ってあげてくれよwww

あー、早く「奈落の花」のフルききてー。


アニメ関連。

ドルアーガはあとで見るつもりです。

それよりも気になるのが、「アリソンとリリア」なのですが・・・・。

ごめん、見る気失せたわ(ぁ

作画がひでぇぇぇぇ!!ウィルの声優が似合わねーーー!!!

お、俺には無理だ。

あと今期のエロ担当の二作品も見ましたが、もうなんていうか日本オワタとしか感想が残せないので割愛。

今期きついなぁ。あんまり見れるものが無いかもしれない・・・。


最後にニコニコから。

勿論らっぷびとです。

二曲目かっけぇえぇぇぇ!!カイジ知らんけどかっけぇぇぇぇ!!
そしてトラックRhyme starじゃん!!かっけぇぇぇぇぇ!!


 

PR
URL
FONT COLOR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS

TRACKBACK

TRACKBACK-URL