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鏡に写る我が醜貌 ver.0.11

深海の底では骸骨が嘲笑って、天上の月では兎が餅をついていた――――by蜻蛉
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03.28.23:09

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11.27.22:24

魅力とは

なんなのだろうか・・・。

クラナドは人生だ。なんて言葉はいりません。そういう話をしたいんじゃない。蜻蛉です。


昨今、「真に魅力がある小説とはなんなのか」というものを思考していたのだが、最近になってそれが段々と見えてきたような気がする。

魅力、という面においては、「巧みな伏線」「個性に溢れたキャラクター」「魅せる文章」などなど、その作品の魅力の象徴となるようなものは沢山ある。

だが、究極、という面において必要なものとはなんだろうかと考える。

例えば、「ライトノベル」では一般小説にはあまり許されない「魅せる文章」というのが利用でき、それを軸としてまわす作品も数あるだろうし、「涼宮ハルヒ」を先頭にした特殊な一人称を描くことも可能だし、「戯言シリーズ」のような哲学思考の主人公が延々と語るものもある。

例えば、「恋愛小説」では人と人との関りを精一杯描くことによる「人物関係のリアルさ」と「心理描写」の二つが非常に強力な魅力となっている。また、若者に対して、ある意味「心の憩い」のような場所でもあるのではないかと考える。「人」というものを表に出すに置いてこれを差し置いてはおけないだろう。

例えば、「ミステリー」ではその巧みなトリックや謎を解き明かす楽しさ、「伏線」と、そして何より「舞台の広さ」というのが強みである。「現実」という舞台の中で「場所」という枠に囚われない広い世界に、恋愛小説とは違った「人」の面を押し出せる魅力がある。

・・・と、様々なジャンルで様々な魅力が存在するわけだが、これを統べて魅力と呼べるような「魅力」は何なのだろうかと考える。

というのは、例えば「恋愛小説」において「伏線」を利用した話というのはどう考えても異端であり、正直「恋愛」という枠から外れそうな気がする。
つまり、共通する魅力というのはなんなのだろうかということだ。

そこで俺が思ったのが「人」というワードだ。


基本的に物語の主軸は展開、伏線云々ではなく、「キャラクター」だという。

つまり、「人」を描く小説にこそ面白さが生まれるというわけなのだが、それはほとんどどの作品を見ても同じことで、少々の差異があるだけだ。

そういうことで、おこがましいことながら「スイーツ(笑)」を題材にして考えてみよう。


一見して、恋空は「人」を描いた小説に思えるし、「美嘉」という人物の人生を描いた小説に違いは無いだろう。

しかし騙されてはいけない。小説のジャンルの「恋愛小説」というのは実に完成度が高く、簡易で、そして難しく、複雑である。
「愛する人間が死ぬ」という小説ならば誰だって書けるし、そんなもの考えようと思えば10秒で3つは思いつく。
そんな簡易な内容に如何にして魅力を持たせていくかという話なのである。

良く思い出してみる。

美嘉という人物の「人生」は描かれたが、「人」が描かれたわけではないということ。

さて、その違いが生まれることによって一体何が違ってくるのかということだが、これは大きな魅力の違いを生むと思われる。

彼女の人生を辿ると、批判しているわけではないが

「出会い」→「悲劇(レイープ)」→「友達関係」→「悲劇(アッー)」→「別れと出会い」→「真実と虚実」→
「家族の危機」→「死との邂逅」→「思い続ける」

ということになっているが、

人生という面での話はとても良い。がそれまで。


話が変わるが、「ファンタジー」という小説において必要不可欠かつ絶対となる「個性」がある。

しかし、リアルでは個性を出そうと思っても限界がある。という場合、どうすればいいのか。

例えば「一般人A」と名の付きそうな個性のキャラクターにどうやって個性を持たせれば良いのか。

方法として挙げられるのが、
1、「物語の展開で抑揚をつける」
2、「他キャラをカオスにすることで『普通』自体をキャラにする」
などがあげられるのだが、少々難しい表現であるが、

無個性を無個性にしない、主人公を主人公にしない、キャラクターをキャラクターにしないことが必要。

言ってることが分からないと思うが、つまり、

人を書け、と。

いや、正直俺も良く分かってないんですがね。

少し違うんですよ、人生と人ってのは。まあ、それを追求するのも良いかもしれませんが。



コメレス。

>爺さん

井ノ上喜久子かぁ・・・気持ちは分からないでもないが、あれはネタにも萌えにもならない「マザー」的な声優さんだから、きっとそういうのには出ないと思うわぁ。

小山さんが誰か思い出せないが、柚木と言えば・・・過去にAV(ry

紅白ってか、もう日本終わったような気がします。終焉は始まり、色んな意味で。

>ガルド

きっと俺らは携帯小説は書けないんだと諦観しよう。

「あー、おなかへったし♪」から始まる小説なんて無理だぁぁぁぁぁあっぁぁ!!!

本気でアプリ作ろうと企んでるなら、俺も少しはそういった関係を勉強してもいいと最近思い始めてきたという事実に感動。

>ゴシカン

ライナークとは呼ばない。

おまえの妹どうしたwwまたチャットで変な知識でも・・・って、おまえの影響かwww

>ようぜん

クラナド届いたのならもうつべこべ言わないから頑張って。

>装備

おかえりなさいませ。蜻蛉です。

変わらないってのはつまり、純粋派(ry

いや、正直携帯小説は文化ってか、もう違うジャンルなんだろう。新たな小説ジャンル。
とりあえず今大賞作品読んでるけど、正直もう吐き気が(ry

とりあえず「レイプ」や「寝取られ」や「不倫」が大好きな若者に絶望した!!


というわけで、正直今日はネタが無かったです。

あー、そういやクリスマス小説の「ギフト企画」が本格始動したみたいなので、ぜひとも見にかれてはいかがかと。




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無題

呼べw

ニコ動で釘宮と日野のやりとりの動画見せただけw

  • 2007年11月28日水
  • ライナーク
  • 編集

無題

最近コメとコメレスのやり取りがすっげぇ内々の閉鎖的コミュ臭くなって来たよな…。や、まあ内々なんだけどさ、実際。

小説における究極の一は、ないんじゃないか?
「人物」を描く、というのには大方賛成だが、それだって伏線の例があるように一概には言えない。ぱっとは出てこないが、伏線を上手く活用した(もし仮に上手かったらの話だが)恋愛小説だって、面白そうな感じはしないでもない。
そもそも、大まかで雑な区別だが、小説には「物語が魅力的」な場合と「人物が魅力的」な場合の2パターンがあるように思う。ただし人物が魅力的だと物語が魅力的になりやすい、ということは言えるが。
ともかく人物がたいしたことないのに、やけに魅せる小説だってある。
要するに、小説には究極の一はない、というのが持論。だって感性に訴えるジャンルにおいて、そもそも『究極』というワードがうさん臭い。

あ、面白いと思わせる技術やパターンとはまた別な話な。体系付けはできるかもしれないが定義は出来ないという話。

レスレス。
携帯で、携帯小説でないことしようという話だ。最近はちょっとまじでやってみようかと思い始めてる。

語ってしまった。
お見苦しかったら申し訳ございませんでしたm(_ _)m

  • 2007年11月28日水
  • ガルド
  • 編集

無題

自分にとってキャラクターで魅せる話を書ける人は石田衣良(いしだいら)さん、宗田理(そうだおさむ)さんとかですね。ラノベ抜きで。ラノベって、なんか細かい描写が描ける小説版漫画ってイメージがあるので、キャラが強いのはある意味当然な気がするので除外。ラノベもラノベで立派な読み物だとは思いますが。

一般人Aと呼ばれそうなキャラクター・・・「ドラえもん」に出てくるのびた君とか?でも、彼は特技があるし、映画版ではかなりカッコイイキャラになるしなぁ。無個性なキャラクターって実はそんなに居ないのでは。キャラクターだって特技とか趣味とか細かい所まで書いてありますし。
後、人を書くって言うのは、生き様とか人生を書くって事にもなるんでしょうか?偉人伝みたいな。

  • 2007年11月28日水
  • 編集
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