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鏡に写る我が醜貌 ver.0.11

深海の底では骸骨が嘲笑って、天上の月では兎が餅をついていた――――by蜻蛉
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09.25.20:44

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10.02.00:38

辻村深月・冷たい校舎の時は止まる

暴れだす!暴れだす!

誰か傍にいてぇ~♪


とかいう歌詞を流している厨房がいると超腹立つんですけど。特に「♪」の部分が。蜻蛉です。

ウルフルズの「暴れだす」は悪くありません。口ずさんでしまう俺が悪いんです。


最近語彙力つけるために、漢字練習帳丸暗記とかしてみようかと思いましたが、やはり面倒くさいの一言で片付けました。
だって、男の子だもんっ!(シネ


そんなこんなで、辻村深月「冷たい校舎の時は止まる」、ジョジョネタ思い出した奴はちょっと表に出ろ。

登場キャラが八人、受験を間近に控えた高校生が「ホスト」である誰かの精神世界に取り込まれ、次々と姿を消していくミステリックホラーみたいな感じですね。

各キャラの思い、自殺した人間は八人のうちの誰か。
過去にあった出来事と、今の彼らの関係。
そして担任の榊。

面白かったのは、全部の登場人物の過去が詳しく語られて、その設定の深さ、でしょうか。

誰でも自殺するような動機はある。それを乗り越えているか否か、ですね。

「自殺したのは俺じゃない」

すべての人間がそう言うものの、やはり拭いきれない不信感。

「自殺したのは私かもしれない」

誰かがそう言っても、仲間を信じることが今の彼らにとっての生きる術。

「なぜ榊が来ないのか」

八人の関係しているのは「生徒会」。そしてその中でも最も関係のある担任、榊の不在。

「思い出した?」

生徒の前に現れる謎の少女。そして、血まみれになり、マネキンと化す仲間たち。

「ここから出るには、中で誰かが残って蓋をしなければならない」

ならば誰ならば良いのだろうか、誰が自殺した人間ならば許せるのだろうか。

「外に出たいんだ」

けれど出られない。責任を、罪を。

「どうして、なんで」

自殺したのはあの人だったのかと、誰もが言った。忘れ去られた記憶。閉じ込められた八人の生徒。


いやはや、真相を知った時と、ある人物の過去設定の伏線が物凄かったです。

「俺たち生徒会は八人で構成されている。なのに、写真の中に七人しかいないのは何故だ?」
「この中の誰かが自殺をした人間で、幽霊になって私たちを閉じ込めている」
「どうして関係の深い榊がいないんだ。もし、責任があるとするならば、教師の榊のはず」
「あの日自殺したのが誰か、誰も思い出せないなんて」

不思議空間が彷徨いながら、物凄い良い話です。

ガルドさんてき言い方をするならば、お勧め度Aってとこですかね。
とりあえず読んでおいて損は無し。文学作品の氷山の一角、ってところでしょう。

個人的にはあの、装備さんのお勧めの「アナン、」がお勧め度Sですね。あれは素晴らしかった。
ちょっとした感動話ですね、ええ。泣けます。


まあそんなこんなで、俺は今から執筆作業です。

クリスマスの奴ですよ。
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