言おう、俺はこの作品に全人生を捧げても後悔しないと。
「車輪の国」シリーズは、もはや最強だ。
なんかもう死んでもいいかもしれないわ。
それほど面白かった。いや、もはや面白いで形容しきれないくらい素晴らしかった。
向日葵の少女の時もそうだったが、物語の構成が素晴らしすぎる。異常。
悠久の少年少女はそれを確立したものにするために、十分な作品だった。
ヒロイン編は、まぁファンディスクなだけあって萌えとあれを追求しただけなのだろうけど、法月編は異常なまでに面白かった。
文句を一つだけ言うならば、やはりエンディングが後一歩というころを除けばほぼ完璧。
物語性においては、完璧以上の結果を残したといえるだろう。
つまり、この作品はギャルゲーとして出すべきではなかった。
ひぐらしのなく頃にと同じように、18禁無しで一般に出せばよかったのだ。
つかほら、よくあるPS2にリメイクされたりしたら、もう金無くても絶対買うわ。うん。
10段階で評価すると、こうなる。
物語→12
キャラ→9
萌え→9
音楽→10
CGの美麗さ→9
比較していただくために、はぴねすとこん僕も評価。
・はぴねす!
物語→7
キャラ→9
萌え→8
音楽→5
CGの美麗さ→7
・こん僕
物語→5
キャラ→9
萌え→10
音楽→6
CGの美麗さ→9
まぁ正直言って、物語で車輪に勝てる作品があるとは思えない。
感動レベルが上の作品は多々あるかもしれないが、あの起承転結の構成力の高さはもはや最強。
そしてやはり、あの極限状態に陥ったときの人間の変化というのを的確に捉え、それを緻密な裏の読みあいによって物語としている。
最後に勝つのは、正義か悪か。
なんかもう、早くPS2で出ることを期待してます。
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