11.26.17:34
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05.13.23:57
スランプではない。やる気の問題だ。
それを通称スランプとも言う。蜻蛉です。 少し努力しすぎたせいで、おかしくなりました。 ・ネコミミ ・罪人 ・灰田 ・短編 の四つ同時更新はありえない。一応、短編を最優先でしてますが、それでも、なんつーか。 真・女神転生3をやってる俺がいる(ぁ メガテン!メガテン! いや、友人がやりたいとか言い出して、したら俺もなんだかやってみたくなってしまった次第です。よって、結構テレビの前にいることが最近多く、執筆など捗るわけも無く、ブログの更新すらおぼつかない始末。 こんなフリーダムな作者がいていいんでしょうか。 友人や読者からはネコミミの更新を期待され、はたまた自分では罪人の涙に傾きながらも短編を執筆する。と見せかけてゲームをしている・・・。 正直馬鹿としか(ry 今日の読書履歴。 伊坂幸太郎「ラッシュライフ」を読了。 これで伊坂氏の作品は三作品読んだことになりましたが、まあ、きっとこんな感じの作者なんだなー、と目論みは付いてきました。 ラッシュライフは、五人の登場人物の視点をころころと入れ換え、各キャラクターの幸福論や、それに順ずるものを表現した作品ですが・・・。 作品としてその部分を評価するのは当たり前なんですが、今回特に良いと思ったのは、 「時系列を上手く利用した倒置法」って奴ですかね。 倒置法といえば、ファンタジーではありがちな、見せ場を最初にもってくる方法ですが、今作品では「伏線」として大いに機能することになりました。 五人のキャラクターの時系列がとにかくばらばら。 キャラAが15ぺージで見た視点を、キャラBが300ページ目で同じ時系列で解決する。みたいな。 解説では、「騙し絵のようだ」と言われてました。 例えば、キャラAがキャラCとたまたま出くわしたシーンが最初のほうにあり、そのままキャラAはその時間を過ごしていきます。 そして視点変更。 キャラCの視点になり、物語が進んでいくと、終盤にキャラAがキャラCと出会った場面がキャラCの視点で出てきます。 つまり、「同じ時間に存在した二人の人間のストーリーを、現在と過去から追っていく」という形。 図にすれば。 A:AがCに合う→→場面→→場面→→終わり C:場面→→場面→→CがAに合う→→終わり という形ですか。 これが五人合わさって複雑に絡み合う形は、なんとも言えない統一感をもたらしました。 普通、ミステリ小説と言えども、多くのキャラクターの視点から一つの事件を追う形は多くとも、そういった各キャラクターの行動における密接な繋がりというのは、案外無いもので、しかもこの時系列トリックはなかなかに斬新だったと言える。 別段、分かり難い伏線ではなくて、一目見れば、「ああーこいつかな?」と目測を立てられるのだが、そうして視点を変更されると、そのリアルさが増すというのも面白い。 そしてまた、伊坂幸太郎氏の得意分野とも言うべきか、とにかくキャラクターが個性的。 「人間観察の得意な泥棒」「予知が出来ると騒がれている男と、その信者」「金ですべてが買えると思っている社長と、それに使われる画家」「リストラされて途方に暮れる男」「浮気を理由に、相手の女を殺そうと目論む女」 また、「ばらばらになったあと、くっつく死体」などというオカルトな現象を流すなど、やはり結構アイディアに長けている人なのかもしれない。 ・・・あれ?レビューになってる・・・。 まあそんな感じでしたよ。うん。 ちなみに、未読状態(立ち読みしたはいいが、読み終わってない)のが、 ・宮部みゆき「ブレイブストーリー」「模倣犯」 ・森博嗣「すべてがFになる」 ・よしもとばなな「キッチン」 よしもとばななはさっさと読めるだろうから、これ先に終わらして、次にブレイブってところかなぁ。 Fになるは、半分以上読んだのになんで挫折したんだろうか・・・。 あ、クロスチャンネルダウンロードしたぞ!! クケケケケ。田中ロミオの実力がこれで分かる。 正直「人類は衰退しました」はあまりに評価しずらすぎるからな。こっちでついに・・・。 というわけで、 寝るか・・・(ぇ PR
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以前評価いただいた碧檎です。
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