11.25.14:45
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04.05.14:35
読了。
まぁラブストーリーかと思ったけれど、やっぱ東野さんでした。 「パラレルワールド」 つまり異次元空間のようなものです。 この作品は読み始めから謎を作り出してきやがりました。 最初、友人が恋人を紹介してくるところから物語が始まるのですが・・・。 シーンが移ると、なんとまぁ、主人公がその友人の恋人の夫として振舞っているシーンから始まるのですわ。 最初のシーンは主人公の夢として紹介され、現実と夢の相違を不思議に思うところからです。 そして東野ワールドの真骨頂とも言うべき「脳関係」の研究と暗躍する人々。 複雑に絡み合う「親友」という言葉と「愛情」という言葉。 愛憎劇とも言えるこの作品。なかなかのものでした。 「友人」を取るか「恋人」を取るか。 この選択というのは恋愛モノならば多々出てくる題でしょう。 大切なものは二つと手に入らない。テーマみたいなものですね。 そして、この物語では「親友は友を選び」「主人公は恋人を選び」「恋人は・・・・・・」という複雑な人間関係が成り立っています。 まぁ、ミステリアス度では東野圭吾作品の中では初級程度かと。 シーン2に移れば大体予想はついてしまいますので。 ですが、やはり現実世界と夢の世界(こっちが真実)を行き来する話の進め方はなかなか面白いです。 まぁ大体補足のような形ですが、主人公の苦悩する姿がよく現れているかと。 良心と本能の戦いというやつでしょうかね。 そして東野圭吾作品を読むに置いて、いつも苦労するのがこの点。 「医学関係の会話が理解しずらい」 脳云々のことを語っていたり、どうのこうのと言われてもなかなか理解しがたいところが痛い。 機械関係と、脳医学関係はかなりの知識レベルかと。 なんていうか、今回もまたドロドロとした恋愛関係を見せ付けていただきましたです。 「白夜行」「幻夜」といいなんといい、愛憎劇が多いですね。 ま、面白いからいいんですけどねw パラレルワールドとは、ある意味想像の世界を指す。一応四次元扱いです。 脳内彼女を持っているという方クリック→ 人気ブログランキン PR
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またもやクリックしてしまった…。まぁ誰が脳内彼女かと言うと言わずと知れたさr(ry |
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