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鏡に写る我が醜貌 ver.0.11

深海の底では骸骨が嘲笑って、天上の月では兎が餅をついていた――――by蜻蛉
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04.26.04:36

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03.29.22:46

ゆゆこ氏にくびったけver.2

タイガー!!

型月を思い浮かべた貴方はある意味で正常。蜻蛉です。


というわけで、今回は普通にレビューします。超面倒くさいんですが。

「わたしたちの田村君」にて何か恐ろしい位置を獲得した「竹宮ゆゆこ」氏の連載小説ですが、やはり面白い。いやほんと、ラブコメでここまで面白いと思えるのも珍しいくらい面白いと思う。

一体その魅力とはなんなのだろうか?

そう考察したときに、まず真っ先に上がるのが「感情性豊かなキャラクター」だろう。
決してキャラクターがリアルというわけではない。きちんとした「ツンデレ」やら「ツンドラ」やら「電波系」やら、現実世界にはこんなやついねぇだろ・・・というキャラクターを扱う中で、しかしそれでも表現するならば「リアルな人間」と言うに相応しい。

それを支えているのが間違いなく「感情性」。

なんと表現して良いのか分からないのだが、ゆゆこ氏の作品のキャラクターにはケチが全く付けられない。
どいつもこいつも好きになれるような感じで、不思議な魅力が存在している。

キャラクターごとにストーリーを持たせることは多々あるだろう。だが、ゆゆこ氏の作品は加えてそれがあまりにイキイキとしているのだ。
車輪の国のような「人間らしさ」を追及したわけでも「個性が激しい」と誇大表現できるわけでもない。しかし、何かがある。言葉で表現しがたい何かが・・・。

単純な意味で、ラブコメの頂点に立てる人だと思う。
色んな意味を含めると「撲殺天使ドクロちゃん」が俺的には上がってくるのだが。


しかし、本当に安定性が強い。

大抵6巻も出してると「ああー、なんかもういいかな」とかグダりながらついつい買ってしまうものだが、とらドラはそれを感じさせない。
次次次次次ィィィィ!!と発狂したくなる。

いやもうさ、やっぱ言葉にするの難しいから言うが、

素晴らしい。
小難しいこととか全部なくして、これでいいんじゃね。

大体良い作品には乾燥残せないわやっぱ・・・。つーかゆゆこ氏の魅力を語るにおいて「感情性」と「キャラクター」で既に究極だと思うんだ俺・・・。

櫛枝エンドかなぁー、タイガーエンドかなぁー。


こうねぇ、正ヒロインだからタイガーエンドってのが一番妥当だとは思うんだが、やはり読んでると櫛枝の両思いフラグが立ってそうでそっちかなぁとか思うんだが、しかし櫛枝の性格的に考えてそのフラグはブレイクされるんじゃないかなーとか小一時間。

タイガーとまるおの関係も段々良好になってきたし・・・。相変わらず謎が多すぎる。

そしてやはり主人公がどこかずれているのも気になる。読んでいて「ねーよ」と思ったことも何度か。不安定な環境で育ったせいなのかどうなのか、何かに「固執した考え」を持ってるね。
いわゆる頑固者。

そのイライラバランスがタイガーと取れてて良いんだろうなー。なんだか春原と同じく理不尽ないじめに見えないことも無いけれどww
だが、そのイライラもあのデレッデレモードを見てると・・・。

むしろ田村君みたいに「答えの保留」・・・?なんてのもありえない話ではなさそうだ・・・。あんまりとらドラではやってほしくないエンディングだが。


まあ七巻に期待しておきましょう。予告に寄れば「独身貴族」の話っぽくてどうだかなぁですが。


小説執筆の件について。

なんというか、明日中に仕上がるの?って感じです。推敲とかはもう読者に任せることにして、つじつま合わせと執筆頑張ってます。
一応最終話執筆中で、エピローグ合わせてあと二話なんですけどねー。いささか文字数が多くて死ねる。削るか。

裏プロについても一応練ってますが、優先順位的な問題で現在は手付かず。
次回作も学校始まったらプロット制作し始めるかと。まあ、結構形は出来上がってるんですがね。

ファンタジーとか今更書けるんだろうかと心配になるwww

まあ、さっさと書いてきます。うおぉぉぉ!!

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